八丈ぐらし

Travel Guide

旅の基本情報

八丈島への行き方から島内の移動、季節の楽しみ、持ち物まで。はじめての島旅に役立つ実用情報をまとめました。

※ 便数・料金・時刻・営業日は季節や運航状況によって変わります。予約や出発前に各社・各施設の公式情報でご確認ください。

島へのアクセス

八丈島へは、飛行機と船の2通り。時間を優先するなら飛行機、船旅そのものを味わうなら夜行の客船が選べます。

飛行機(約55分)

ANA(全日空)の定期便が、羽田空港と八丈島空港を結びます。1日3往復の運航で、片道の所要時間はおよそ55分。東京の中心から1時間足らずで、黒潮の島に降り立てます。

便数・時刻は時期により変わります。予約時に公式でご確認ください。

船(夜行・約10時間20分)

東海汽船の大型客船「橘丸(たちばなまる)」が、竹芝桟橋(東京)と八丈島を1日1往復で結びます。夜に竹芝を出て翌朝に到着する夜行便で、三宅島・御蔵島を経由します。八丈島側は、当日の海況によって底土港(そこど)か八重根港(やえね)のどちらかに着岸します。

時刻・運賃・運休は時期・海況により変わります。公式でご確認ください。

島内の交通

島内はバスの本数が限られるため、レンタカーでの移動が基本です。目的地や滞在スタイルに合わせて選びましょう。

レンタカー

島内をひととおり回るなら、レンタカーがもっとも便利です。軽自動車から普通車・ワゴンまで複数の会社があり、港・空港での受け渡しに対応する店もあります。温泉や展望台など坂上(さかうえ)の名所は車があると格段に動きやすくなります。

町営バス

八丈町営バスが路線バスを運行しています。島は「坂上(さかうえ)」「坂下(さかした)」に大きく分かれ、路線もこの考え方に沿います。島一周などの観光向け貸切コースもあります。

運行本数は多くないため、時刻表を事前に確認してから利用するのがおすすめです。

タクシー

島内には複数のタクシー会社があります。荷物が多いときや、短い区間の移動、レンタカーを使わない旅に便利です。

レンタサイクル・レンタルバイク

自転車やバイクのレンタルもあります。電動アシスト自転車を扱う店もあり、集落まわりの散策や、坂の多い島の移動に活用できます。

持ち物・旅の準備

黒潮に育まれた八丈島は、緑ゆたかな一方で雨の多い島です。天気と温泉にそなえた準備をしておくと安心です。

雨具

八丈島は雨が多く湿度の高い島です。折りたたみ傘やレインウェアなど、濡れても平気な雨具を用意しておくと、急な雨でも予定を崩さず楽しめます。

服装

温暖な海洋性気候で、冬でも本土ほど寒くはなりません。とはいえ季節や天候で肌寒く感じることもあるため、羽織りものなど温度調節できる服があると快適です。トレッキングをするなら歩きやすい靴を。

温泉めぐりの水着

坂上の樫立・中之郷・末吉には個性の異なる温泉が点在します。中之郷の裏見ヶ滝温泉は男女混浴のため水着の着用が必須(入浴無料・せっけんやシャンプーは使えません)。温泉をはしごするなら、各湯を1日1回ずつ利用できる「温泉一日周遊券」も便利です。

現金

小規模なお店や施設では、現金でのお支払いが中心の場合があります。少し多めに現金を用意しておくと、いざというときに安心です。

季節のカレンダー

八丈島は一年を通して比較的温暖ですが、季節ごとに違った表情を見せます。旅の時期選びの参考にしてください。

  • 3〜5月

    花の季節。3月下旬〜4月上旬には、空港近くの八形山(はちがたやま)で約35万本が咲く「フリージアまつり」が開かれます。4月上旬までは、まだザトウクジラに出会えることも。

  • 6〜8月

    海のベストシーズン。とくに7〜8月はダイビングやシュノーケリングが楽しめます。6〜7月には、三根のホタル水路でホタルの光も見られます。

  • 9〜11月

    台風シーズンが落ち着くと、暑さもやわらいで過ごしやすい季節に。11月下旬からは、沖を回遊するザトウクジラが姿を見せ始めます。

  • 12〜2月

    本土ほど冷え込まない「常春(とこはる)」の島。海岸や高台、海の見える露天温泉から、陸にいながらザトウクジラを望めることもあります。温泉めぐりが心地よい季節です。

行き先の目星がついたら、エリアガイドで地区ごとの見どころを、図鑑でお店や宿を探せます。