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八丈島へ移住するには — 島暮らしの基礎知識

八丈ぐらし編集部

八丈島へ移住するには — 島暮らしの基礎知識

「いつか島で暮らしてみたい」。八丈島は、東京の都心から南へおよそ300km、太平洋に浮かぶ東京都八丈町の島です。それでいて羽田空港からは飛行機で約55分。竹芝からは東海汽船の船も就航していて、思っているよりずっと東京とつながっています。移住を考え始めたら、まずは島の輪郭を知ることから始めましょう。

八丈島は黒潮の影響を受けた温暖な海洋性気候で、緑が濃く、雨の多い土地でもあります。傘の出番が多いぶん、山も海も豊かに潤っています。産業は、フェニックス・ロベレニーの切葉や明日葉などの農業、漁業、観光が柱。さらに草木染めの絹織物「黄八丈」に代表される伝統工芸も、島の暮らしに息づいています。近年はIT系の在宅ワーカーやクリエイターとして移り住む人も増えているそうです。

島暮らしで気になるのは、やはり「住まい・仕事・暮らし」でしょう。八丈島には移住相談の窓口があり、Webマガジン「八丈島移住・定住ナビ」でも情報発信が行われています。住まい探しや仕事探し、子育て・教育・医療といった生活の基盤についても、まずはこうした窓口に相談するのが近道です。ひとりで抱え込まず、島の事情を知る人に聞くのがいちばんの安心材料になります。

町には定住を後押しする支援の仕組みや、地域おこし協力隊のような関わり方も用意されています。ただし、支援制度の内容や条件は年度によって変わることがあります。金額や要件をここで断定することは避けますので、必ず町の移住相談窓口で最新の情報をご確認ください。ネットの古い情報だけで判断しないことが、後悔しない移住のコツです。

そして何より大切なのが、実際に島の空気を吸ってみることです。いきなり移住を決めるのではなく、宿に泊まってお試し滞在をし、雨の日の島や、買い物・通院の距離感まで自分の目で確かめてみましょう。良いところも不便なところも含めて「これなら暮らせる」と思えたなら、その実感こそが確かな一歩です。八丈ぐらし編集部は、あなたの島暮らしの第一歩を応援しています。