明日葉、島の食べ方いろいろ|天ぷらからお茶まで
八丈ぐらし編集部 ・ ・ 約2分で読めます ・ 1回閲覧
八丈島の食卓に欠かせない明日葉。定番の天ぷらやおひたしから、明日葉そば・うどん、明日葉茶やスイーツまで、家庭やお店で親しまれている食べ方と、くせをやわらげる下ごしらえのコツをまとめました。
摘んでも明日にはまた芽を出す——その生命力から名づけられたと伝わる明日葉(あしたば)は、八丈島の食卓に欠かせない島の野菜です。植物としての紹介は別の記事にゆずり、ここでは「どう食べるか」に絞って、家庭やお店で親しまれている楽しみ方をご紹介します。
まずは定番、天ぷらとおひたし
島でいちばんの定番といえば天ぷら。若葉をさっと揚げると、明日葉らしいほろ苦さと香りが引き立ち、塩や明日葉塩でいただくのが通の楽しみ方です。観光協会も通年楽しめる島の味として紹介しています。
もうひとつの家庭の味がおひたし。ゆでてしっかり水にさらすと独特のくせがやわらぎ、めんつゆとかつお節をかけるだけで手軽な一品になります。下ごしらえのコツは、かたい茎と葉を切り分け、茎を先に湯へ入れ、葉はさっとくぐらせる程度にゆでること。こうするとくせが抑えられ、色よく仕上がります。
麺で味わう、明日葉そば・うどん
明日葉の粉末を練り込んだ明日葉そばや明日葉うどんは、島を代表する加工品のひとつ。ほんのり緑がかった麺は見た目にも爽やかで、明日葉の天ぷらを添えれば島づくしの一膳になります。おみやげとしても手に入れやすい定番です。
お茶・青汁・スイーツとして
伊豆諸島では古くから明日葉茶として親しまれ、乾燥させた葉を煎じて日常的に飲まれてきました。粉末は青汁や料理に混ぜて使われるほか、近年はチーズケーキやソフトクリーム、生八ッ橋といったスイーツにも取り入れられています。ほろ苦さと乳製品の甘みは相性がよく、島ならではの甘味として人気です。
明日葉はミネラルやビタミンを含む野菜として注目されていますが、体調や効能をうたうものではなく、まずは日々のおかずとしておいしく取り入れるのがおすすめです。春先の新芽はとりわけ甘みがあるとされ、この時期の一皿はぜひ味わってみてください。
出かける前に
加工品の取り扱いや旬の時期は変わることがあります。最新は各公式でご確認ください。