八丈ぐらし
編集部

二人で叩く八丈太鼓|島に響く郷土芸能をたずねて

八丈ぐらし編集部 ・ 約2分で読めます ・ 0回閲覧

一つの太鼓を二人で表と裏から叩く八丈太鼓は、島を代表する郷土芸能です。樫立踊りとあわせて、その成り立ちと、鑑賞や体験ができる場をご紹介します。

二人で叩く八丈太鼓|島に響く郷土芸能をたずねて

祝いの席や島の行事で、力強く鳴り響く八丈太鼓。八丈島を訪れたら、ぜひ生の音に触れてほしい郷土芸能です。ここでは、公式資料で確認できる範囲で、その魅力をたどります。

一つの太鼓を二人で

八丈太鼓の大きな特徴は、一つの太鼓を二人で表と裏から叩く「両面打ち」であることです。二人の掛け合いから、独特のリズムが生まれます。

その由来として、武器を取り上げられた流人たちが、鬱憤をこめて太鼓を打ち鳴らしたと伝えられています。かつての島の暮らしのなかで育まれた音は、今では結婚式をはじめ、お祝いの場に欠かせないものとなっています。

樫立踊りと島の芸能

八丈島には、太鼓のほかにも受け継がれてきた芸能があります。なかでも樫立踊りは、樫立地区に伝わる踊りとして知られ、東京都の無形民俗文化財に位置づけられています。

島の芸能は、流されてきた人々や漂着した人々がもたらした各地の芸能と、島で育った独自の要素とが混じり合って形づくられてきたと伝えられています。太鼓や踊りの一つひとつに、島の歩んできた時間が息づいています。

服部屋敷で鑑賞する

八丈太鼓や樫立踊りを鑑賞できる場として知られるのが、樫立地区にある八丈服部屋敷です。江戸時代に幕府の御用を務めた服部家の屋敷跡とされ、園内では樫立踊りや八丈太鼓の実演が行われています。

実演の時間帯が決まっているため、訪れる前に上演スケジュールを確かめておくと安心です。客席も一緒に踊る参加型の演目もあり、島の芸能を身近に感じられます。入場は有料で、営業時間や料金は変わることがあるので公式情報をご確認ください。

出かける前に

実演の時間や料金の最新情報は、公式でご確認ください。